2015年04月07日

シラス壁 そのA 性能テスト

こんばんは。佐藤です。

前回に引き続き、そとん壁についてご紹介します。

今回は、説明会会場で展示していた耐久・性能テストの写真をご紹介します

まずはそとん壁の施工工程がわかりやすく紹介されていたこの写真。そとん壁.JPG

内側から
1、モルタルラミテクト(湿式用透湿防水シート)
2、そとんラス(波型ラス網 ※山高8o
3、スーパークラックノンネット(クラック防止ネット)
4、そとん壁W・下塗材/10o厚
5、そとん壁W・上塗材/8o厚
6、仕上げパターン/写真はかき落とし仕上げ
です。

撮影してみると、2のそとんラスがわかりにくかったので、横から写真を撮ってみました。
そとんラス横.JPG

弊社が、そとん壁を施工した写真がこちら。
そとん壁 下上塗り.JPG
ドアの周りに下塗り材が施工されています。
ドアの左側の壁は上塗り(弊社標準のスチロゴテ仕上げ)が施されています。

安全パトロールや、現場見学会などで現場を見に行くことが有りますが、大体が上塗りが乾いた状態の時なので、下塗りをじっくり見たのは上の写真の現場が初めてでした


見学会や、ショールームご案内の際に、

『実際のところ、そとん壁は水がしみないのか』

といったご質問を受けたことが有ります。

確かに、実際に体験していないので、性能の心配が有るのは尤もな事ですよね。
見学会で、そんな質問に一目で答えてくれる、防水比較テストがありました。
防水比較テスト.JPG
見学会の間、4時間弱、壁の裏側から水をあて続けた写真です。
左側は、モルタル壁、右側がそとん壁です。

モルタル壁は見た目でも水が浸透しているのがわかります。
表面を触ると、しっとりしていました。

そとん壁は見た目はもちろんのこと、触ってもぬれた感触は一切ありませんでした。


また、そとん壁は呼吸する壁!という事を証明してくれる、通気テストもご覧ください。
通気テスト.JPG

下から、空気の層・そとん壁W下塗り材・水 の順です。

まず、水槽の水が全く下の空気の層に浸透していません。
雨が降っても下塗りの層がシャットダウンしてくれることの証明になります。

水は通さない…でも空気は通します。アップでどうぞ
通気テスト大.JPG
空気の細かい泡は、下塗材が空気を通すことの証明ですね。


でも、実際のところ、写真だけでは物足りない!
という方にはyoutubeの高千穂シラスのページを検索してみてはいかがでしょうか。

動画で実験の様子を観察することが出来ます

私もこちらのページを参考に、ご案内のヒントをつかみたいと思います




posted by 優樹工房 at 18:04| Comment(0) | 素材・設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

シラス壁説明会 その@

こんにちは。佐藤です


先日、標準仕様の外壁、『そとん壁』の、高千穂シラス株式会社の商品説明に参加してきました

案内用パネル等の見学後、商品の説明と施工実演を見学しました。

聞いてきた中で、印象深いエピソードをご紹介します。

1、シラス自体の高い吸着・調湿効果

・高千穂シラス鰍フ社長が子どもの頃に遊んでいたシラスの防空壕は、土の防空壕に比べ、空気が澄んでいて気持ちが良かった。→調湿効果
・牛や豚の家畜小屋にシラスをまいていた。→臭いの吸着
という2つの子どもの頃の記憶が、シラスの商品開発のヒントとなったそうです。


2、掘削は最低限のエネルギーでできる。

・例えば、漆喰は石灰岩が原料ですが、石灰岩は岩なので砕く工程が必要です。
それに対し、シラス台地の崖は容易に掘削することができるため、工場に運ぶためのエネルギーや砕くために必要なエネルギーを削減することが出来ます。
また、乾燥には太陽の光を利用しているそうです。


3、長寿命

シラスと同じ火山噴出物はイタリア、中国、ハワイなどにもあります。
ローマ時代につくられたパンテオン神殿や、古代エジプトのピラミッドにも古代コンクリートの原料として使用され、今もその姿をとどめているほどの耐久性があります。
また、シラス壁は着色にも天然の鉱物顔料を使っているので、紫外線に強く、色あせや劣化もほとんどありません。

シラス壁は100%自然素材でできているので、古代の建物と材料の条件は同じです。
塗替えや張替えなどのメンテナンスは不要です、とホームページで謳っている事も、自然素材の建物が、2000年以上の時を経た建物が残っているので納得です。


最後に、実演の様子をご案内します。

そとん壁1.jpg
弊社の標準の外壁の仕上げ方である『スチロゴテ仕上げ』です。

表面を平らに均した後に、スチロール素材のコテで表面にパターンを付けます。
均す時の音は、シャッ、シャッと、言葉では表現が難しいのですが、個人的には好きな音です。

こちらがスチロゴテです。
スチロゴテ.jpg
スチロールだけに、とても軽かったです。

以上です。
自然素材は奥が深いですね。
伺ってきた内容をおさらいして、次週も講習のご報告をします。
posted by 優樹工房 at 10:00| Comment(0) | 素材・設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月25日

遮熱とは?

こんばんは。
段々と寒くなってきて星がきれいですね!
昨夜はシリウスがキラキラ輝いていました〜^m^←ロマンチスト荒です。
でも冷え性にはツライ季節ですね。。。

先日自宅があまりに寒いので、隙間風がどこから来るのか探し当て
気密テープで塞いでみました
…効き目ありますね〜!大分室温が変わりました。

お次は一番、熱損失がある問題の窓です!
この冬はガラスとアルミの枠対策をするためにあらゆる窓際防寒グッズを試して
体験してみようと思います。


さてそんな中、先日遮熱・断熱のセミナーへ参加してきました。
主に遮熱についてでしたが、改めて熱移動に関して学ぶよい機会でした。

熱移動(熱伝達)は、対流・伝導・輻射の3つに分かれています。
対流や伝導は断熱材などによって熱の通過を防ぐことができますが、
輻射は太陽などの熱線(電磁波・遠赤外線)によって、分子が振動することで熱を帯び、放熱します。

人間も同じく熱線を吸収し発熱していますが、木陰に入ると涼しく感じるのは木の葉が輻射熱をカットするからなのです。暑い!寒い〜!と感じるのは気温ではないのですね。
なので対流や伝導と違い物体である断熱材では防げない。。
というより熱移動を遅らせるということになります。

では熱線はどう防ぐのかというと、それが【遮熱】になります。
熱を吸収しないで反射することで、熱の侵入と損失を防ぎます。

そして、重要なのは反射率の高い素材を使用していることで、建材ではアルミの
遮熱材が存在しますが、高純度であればあるほど効果は高まります。
また、施工に関しては反射させるために空気層を設けることがポイントです。

施工方法は屋根の場合は2パターンで優樹工房でも施工例があります\(^o^)/
025.jpg
横浜市のS様邸:屋根全体に施工する場合は、垂木の上に捨て張りをしてから遮熱材を施工し、その上に胴縁で空気層を作ります、そこから野地板を張り通常の屋根の仕上げとなります。

koyaura.jpg
相模原市のA様:小屋裏空間を包むように小屋裏形状に合わせて施工されています。重視したい小屋裏収納の熱対策にもってこいです。この場合は遮熱材の上の垂木の部分が空気層となります。

どちらの物件もアルミ純度の高い素材を使用したアルミ遮熱材です。
施主様もその後、お会いした時に【おすすめ!!】と仰っていました!

気密性を高めたり、遮熱したり、透湿性のないものが多くなると、心配なのは結露やシックハウスです。
なので優樹工房の調湿効果のある断熱材サーモウールとの組み合わせは相性が良い!!と思います。
今後も注目して勉強していきたい素材です。
posted by 優樹工房 at 22:35| Comment(0) | 素材・設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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